CentOS/RHELのデフォルトのPOP3/IMAP4メールサーバー dovecot がメジャーバージョンアップしました。
ある日 yum update でOSのモジュールアップデートをすると、dovecot がバージョン 1.xから 2.0 になりました。
このメジャーバージョンアップ、とんでもないことに、設定ファイルの数、構成が変わったのです。
今まで1つだった設定ファイルの数が増え、サブフォルダに用途別に配置されるようになりました。
どのファイルに何の設定を書くか仕様ががらっと変わってしまいました。
焦ります。こういうバージョンアップはできれば止めて欲しいものです。
ここに、バージョン1系と2系の設定ファイルの違いについてまとめます。
■ dovecot 1.x
(1) インストール
# yum install dovecot
(2) ファイル構成
設定ファイルは1つだけです。
/etc/dovecot.conf